※大学時代の仲間4人によるシェアワールド
↑禁漁の川ライクルペにて大鱒を獲っていた兄弟、ハヤテとアマチ。土器化との出会いが、彼らの運命を大きく動かした。
「トーの邦」と呼ばれる広大な地域の山間に暮らす若者。土器化と”一緒になってしまった”弟・アマチと二人旅をしている。多くを語らず、人を疑う事を良しとしない、寡黙で愚直な人柄。
獣捕りや、土器化を送る事に関しては機転が利き、必要があれば何日も様子を窺う。常に利口な弟と協力している。
トーの邦に暮らす若者。ハヤテの弟。禁足地にて急流に落ちた際に、土器化と”一緒になって”しまった。以来育ったムラを離れ、兄と二人で旅をしている。新しい物好きで明朗快活、電波。
顔面に張り付いた土器化と感覚を共有しているらしく、他の大型土器化や、土器化の糧である”イネ”の気配を敏感に察知する事が出来る。
各々の形で「イネ」を吸収する溝の様な器官を有す、巨獣の如き土の偶像達である。
それらは縄張りの様なこだわりを持ち合わせたり、(気候の影響を受けないにも関わらず)生息地が限定されているという生物的な面を持ちながら、体内に「イネ」がある限り活動し、「イネ」が涸渇すればそのまま静止する機械的な面を持つ。
静止しても「イネ」さえ循環すればばまた活動が可能になるので、土器化自体に生物の様な「死」は存在しない。例え砕かれたとしても、吸収溝以外の何らかの方法で「イネ」を取り入れる事ができれば、その破片は動かずとも「活動可能な状態」である。しかし、土器化に治癒能力は無く、一度割れてしまったら元に戻る事はない。
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